増築・改修でも独自の視点を活かして実績を積み札幌中心に活躍している設計事務所です

お客様より｢新しい施設を設計してほしい｣｢増改築やリフォームの設計をお願いしたい｣とご依頼をいただいて実行するのは設計事務所としてのスタンダードなあり方ですが、建築コンサルティングと医療コンサルティングによって、クライアント様が事業を推進するにあたって直面するあらゆる経営判断の場面を的確なアドバイスでサポートするというプラスアルファの価値を創造しております。
新築や改築など施設に着手する際にどこから資金を調達するのか、土地の購入とテナントとしての入居のどちらが適切か、完成までのスケジュールとコストをいかに管理するのか、といった経営上の重要な決断に対し、これまでの経験や高精度のマーケティングを駆使してサポートしてまいります。ワンチームとして大きな建築プロジェクトを乗り越え、その後も長きにわたってあらゆる経営課題をコンサルティングで解決に導き、信頼を深めていけるような関係を目指してまいります。

医療・福祉・保育の業種に特化した建築設計やコンサルティング事業を手がけており、美唄市の特別養護老人ホームの建築では｢北海道福祉のまちづくりコンクール｣において優秀賞を受賞いたしました。広大な敷地条件を活かした平屋の構造で個室をブドウ状に配置させ、中心となる大きなホールから各個室を見渡しやすい設計に仕上げました。ご利用者様のご様子もうかがいやすく、非常時にはスムーズに避難できる動線が確保される、安全性の高いデザインが評価されました。
入居される方にとっての居心地の良さ、ご利用者様の命を預かる従業員の皆様の働きやすさ、そして介護施設として機能訓練や健康管理などがスムーズに行える設計を高いレベルで実現しております。介護に関する豊富な知識をもとに福祉経営についてのアドバイスも行っておりますので、この分野での開業を目指す方や、施設の経営でお悩みの方も安心してご相談いただけます。

現在札幌をはじめ北海道にて設計事務所を設けて病院や介護施設などの設計やコンサルティングを請け負っておりますが、代表者の建築のルーツも生まれ育った北海道にあります。小学生時代を過ごした小樽にて歴史的建造物に刺激を受け、父親が入院していた札幌の病院にも建築的な観点で大きなショックを受けました。そこは年季の入った病院で、天井から床や壁まで暗く冷たいトーンに覆われ、体調を崩した方が明るく活力を取り戻せるとは到底思えない環境でした。
その後、建築の世界に入って手がけたホテルのプロジェクトで、その病室とは真逆の印象をお客様に与える｢ホスピタリティー｣の重要さに気付き、医療・福祉の分野でお客様に快適さをもたらす設計を専門にしようと決めました。今後とも、病やケガに苦しむ患者様や介護施設で生活の質を向上しようと努力するご利用者様が、明るく安心感をもって前向きになれるような設計をあしらった愛のある建物を手がけてまいります。

一級建築士である代表者による高品質な設計で、これまで北海道内を中心に各地の医療施設や福祉施設、保育施設を手がけてまいりました。また建築コンサルティング、医療コンサルティングの分野でも手腕を振るっており、その業界に特化した豊富な知見によって、コスト面に配慮した設備の導入や、事業用途に応じた機能的なデザイン、そして利用者様にとってストレスがかからない動線など、空間づくりの面から事業を推進させるアプローチを続々と行っております。
医師の方による独立開業や、介護施設の建て替え、保育園のリフォームなど建物に関するご相談であれば何でもお任せください。お客様の理想の運営方針に対して、建築のノウハウを盛り込んだ経営アドバイスでお応えしてまいります。空間に工夫を加えることで従業員の工数やランニングコストが減少し、収支改善も見込めます。建築の知恵によってもたらされる経営環境の好循環にご期待いただけます。