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ウッドショックの急襲 !③

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ウッドショックの急襲 !③

ウッドショックの急襲 !③

2021/07/28

ウッドショックの急襲!③

価格はどの程度上がっているのか

米中の木材需要の高まりを受けて、欧州では原木の取引価格が上昇している。

フィンランド天然資源研究所の調査では、2020年7月ごろから主に柱材として利用出ようされるパイン材(通称レッドウッド)、主に梁材として使用されるスプルース材(通称ホワイトウッド)の取引価格が上昇。21年4月時点では、1年前と比較して1割程度上昇している。

こうした原木価格の高騰に加えて、コンテナの世界的な不足による物流コスト急騰が追い打ちをかけている。

日本海事センターによれば、物流コストの上昇が始まったのは20年11月ごろ。欧州発日本着のコンテナ運賃(40フィートコンテナ1個当たり)は、19年1月の1390ドルから21年4月には3030ドルと約2.2倍に跳ね上がっている。

原木価格と物流コストんp急上昇で、国内の木材販売店価格も高騰した。

日刊木材新聞に調査によると、木造住宅で多用されるベイマツ乾燥剤正角(北米からの輸入材)の21年5月の価格は10万円/㎥の大台を突破。半年間で82%も上昇した。

 

レッドウッド集成材平角(欧州材による国産品)は同7万円/㎥(半年間で35%増)、SPF2×4(北米からの輸入材)は同10万7000円(半年間で114%増)となった。ほぼすべての材が21年3月から急に高等資一、天井はいまだに見えていない。

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