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開業後の金融機関との付き合い方

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開業後の金融機関との付き合い方

開業後の金融機関との付き合い方

2021/09/03

開業後の金融機関との付き合い方

診療所を開業し、経営が安定してくれば、金融機関との付き合い方も変わってくる。将来に対する資金的な不安が皆無で、事業拡大の意思が全くない場合は別として、金融機関と良好な関係を保つ重要性は開業後も大きいといえる。

 

診療所にとって金融機関が必要となるのは、以下のような場合と考えられる。

⑴運転資金の調達

思わぬ収入源により経営が悪化すれば、運転資金を調達する必要に迫られる。医療費抑制策の影響で医療機関の経営環境は年々厳しくなっており、その分経営リスクも高まってくる。

⑵事業拡大

診療所の役割拡大の中で積極的に介護サービスの提供に取り組む開業医は増えつつある。事業拡大を志向する開業医の場合、金融機関との良好な関係を保っておく必要性はきわめて大きい。

⑶顧客情報・地域情報の入手

たとえば人間ドックを実施している診療所では顧客となり得る企業への営業活動が必要だ。そうした営業活動を行う上で金融機関と連携するのも一つの手だ。

また、テナントの空き情報など、医療分野以外の地域情報については、金融機関の方が強い。事業展開の上で、医療の枠を超えたネットワークを求めるのであれば、金融機関との付き合いには大きな意味がある。

⑷経営・税務・運用相談

診療所の経営や個人の新管理の面で、金融機関は力強い相談相手となり得る。このようなニーズに対しては、税理士などでも対応できるが、税理士にも得手・不得手があり、必ずしも良いアドバイスが得られるとは限らない。金融機関は、経営・資金運用面でのセカンドオピニオンを求める相手としても適任だ。

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