患者に好まれる設計・デザイン③

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患者に好まれる設計・デザイン③

患者に好まれる設計・デザイン③

2021/08/24

患者に好まれる設計・デザイン③

5⃣トイレ

男女は別にし、洋式便器であるのはもはや常識。温水洗浄便座を導入する例も珍しくない。

小児科の場合はベビーシートや幼児用便器を設ける。

医療機関にはとりわけ清潔面への気配りが求められることを考えれば、自動式の手指乾燥機の設置も検討すべきである。

内視鏡検査を行うようなケースでは出来れば検査室の近くにもトイレを設置した方が良い。前処理を行った患者にとっては、近くにトイレがあった方が安心できるからだ。

 

6⃣壁・床

壁材や床材を選ぶ際には、耐久性や使い勝手を考えて見極めることが大切。安いものを選ぶとかえって高くつく場合もある。

壁のクロスに関しては、極端に摩耗する者でもないため、耐久性より価格やデザインを重視した選択でよいだろう。汚れを考えれば5年ほどで一度張り替えたい。

一方、床の素材は耐久性を重視して選ぶ方が無難だ。壁に比べると格段に汚れやすく、通常規模の診療所は壁のクロスは1日で張り替えられるが、床材は3日程度要する。

 

7⃣動線

医院の建築・設計にあたっては、これまで紹介してきたポイントに留意して上で各スペースをどうレイアウトするかも重要になる。

レイアウトを検討するうえで最優先のテーマとなるのが、職員及び患者の動線だ。

医院としての運営効率を考える場合、この二つの動線は明確に分けることが常道だ。

まれにではあるが、受付・事務と診察室の間に待合を配置するなど、あえてレイアウトの基本を無視し、職員と患者が顔を合わせる機会を多くするレイアウトにする場合もある。そうした確固たる考え方の下であれば、運営効率を犠牲にした設計を選択する事に意味がある。

 

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